血糖値を標準値に戻すには?
血糖値が高めであれば、生活習慣を改めることで下げることができます。
正確な診断のためには、ブドウ糖負荷試験やHbA1cの検査が必要になる場合があります。
まず、自分の体の事を知る事が大切です。
理想の体重は?
理想の体重は、身長(m)を二乗して 22 をかけると、理想体重を求められます。 例えば身長 170cm の人であれば、1.7×1.7×22=63.58 で、63〜64kg が理想的ということです。154㌢の女性であれば、1.54✖️1.54✖️22=52kgが理想の体重です。
BMIと言う肥満度を表す数値があります。
BMI(Body Mass Index)はボディマス指数と呼ばれ、体重と身長から算出される肥満度を表す体格指数です。子供には別の指数が存在しますが、成人ではBMIが国際的な指標として用いられています。健康を維持するためは日頃からBMIを把握することが重要です。計算式
- BMI = 体重kg ÷ (身長m)2
- 適正体重 = (身長m)2 ×22
身長と体重から肥満度を示すBMIと適正体重を計算します。
BMIの調べ方はこちら。
体脂肪率
一般的に、健康的な体脂肪率の目安は、男性で約10~19%、女性で約20~29%とされています。ただし、年齢や性別、体型、健康状態や生活習慣などによって理想的な体脂肪率は異なるため、個人に合わせた目標を設定することが大切です。
たとえば、18~39歳の女性の体脂肪率の理想値は、痩せが20%以下、標準が21~34%、軽い肥満が35~39%、肥満が40%以上とされています。また、40歳以上になると、健康的な体脂肪率の範囲が少し上昇する傾向にあります。
内臓脂肪
内臓脂肪とは、腹筋の内側にある腹腔(ふくくう)の内部に付く脂肪で、胃や腸などの消化器の周りにあります。男性や閉経後の女性に多く、内臓脂肪型肥満(腹部肥満)になると、下半身よりもウエスト周りが大きくなり、お腹がぽっこり出てリンゴ型肥満とも呼ばれます。
内臓脂肪は、中性脂肪を蓄積するだけでなく、生理活性物質(ホルモンに似た物質)を分泌しています。この物質はアディポカインと呼ばれ、皮下脂肪と比べて内臓脂肪で多く分泌されます。アディポカインは身体機能を調整したり、臓器を正しい位置に保ったり、外界からの衝撃を和らげる役割を果たしていますが、内臓脂肪が過剰に蓄積すると分泌バランスが崩れ、高血圧や高血糖、脂質異常の原因となり、生活習慣病のリスクが高まります。
しかし、内臓脂肪はつきやすい反面、エネルギーとして燃焼しやすく、減りやすいという特徴もあります。ウォーキングやジョギング、水泳などの有酸素運動は糖質や脂肪をエネルギー源とするため、内臓脂肪を減らすのには効果的です。有酸素運動では、初めは血中の脂肪が多く使われますが、20分以上続けた頃から内臓脂肪が使われるとされています。
内臓脂肪の割合を正確に知るには、病院で腹部CT検査を受ける必要がありますが、家庭でも内臓脂肪の測定機能をもつ体重体組成計によって、内臓脂肪型肥満の可能性(レベル)を知ることができます。
さて、上記をこまめに測る事で体の事がわかってきて、自分の体が正常か?そうじゃないのか?を見極めしょう。体重や体脂肪率をこまめに測るには、体組成計がついた体重計をまずは用意する事をオススメします。
みんなの健康と美の研究所の管理栄養士、栄養士資格を持つ、「ウェルネスアシスター」が、オススメの体組成計や食材、あなたにあったメニューなどをご提案するサービス「健康秘書」を是非、お試しください。
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