インスリン抵抗性とは
インスリン抵抗性とは、インスリンは十分な量が作られているけれども、効果を発揮できない状態。 運動不足や食べ過ぎが原因で肥満になると、インスリンが働きにくくなります。 鍵であるインスリンがたくさんあっても、細胞のドアのたてつけが悪く、開けることができません。 この場合も、血液中に糖があふれてしまいます。
肥満になると内臓脂肪が過剰に蓄積し、脂肪から放出されるアディポカインという物質の種類や量が変化してインスリンの働きを妨げるためです。また、妊娠すると赤ちゃんのエネルギー源であるブドウ糖を供給するため、胎盤からインスリンを抑えるホルモンが分泌されるようになります。
インスリン抵抗性を改善するには、体重を適正に保ち、適切な食事療法や運動療法を心がけ、血糖の管理をすることが大切です。特に継続した運動は長期間にわたってインスリン抵抗性を改善させるという報告もあります。
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