貧血・鉄欠乏症
鉄欠乏性貧血は、鉄分が不足して赤血球がうまく作られず、酸素を運ぶ力が低下する貧血です。貧血の約7割が鉄欠乏性貧血とされています
鉄欠乏性貧血の症状には、次のようなものがあります。
疲労、持久力低下、息切れ、筋力低下、めまい。
動悸、耳鳴り、集中力の低下、食欲不振など。
異食症(氷や土、絵の具、糊、灰などを食べたくなる)
舌炎、口角炎、嚥下障害
爪甲の陥凹(匙状爪)
鉄欠乏性貧血の原因には、次のようなものがあります。
- 胃や十二指腸の潰瘍や炎症、痔、がんなどによる消化管からの出血
- 月経や婦人科疾患による出血
- 偏食による鉄分の摂取不足
- 胃・小腸切除や胃炎、鉄吸収を妨げる薬物などによる吸収障害
- 体の成長や妊娠に伴う鉄需要量の増大
貧血の状態を放置すると、心臓をはじめ様々な臓器に負担がかかります。
投稿者プロフィール
最新の投稿
- 妊娠2024年12月2日腸内環境を整えることで全身の健康を向上させる「マイクロバイオーム」とは
- お知らせ2024年10月14日保護中: パスワード必須
- 血糖コントロール2024年9月30日【体験談40代男性】アレルギーを克服した体験談
- 健康2024年9月30日砂糖や白米の摂りすぎとアレルギー症状の悪化との関係