ヘモグロビンa1cとは
ヘモグロビンA1c(HbA1c)は、赤血球に含まれるヘモグロビンと血液中の糖が結合した割合(%)を表した数値で、健康診断の基本検査項目の1つです。血糖値が高いほどヘモグロビンに結合するブドウ糖の量が多くなり、HbA1c値も高くなります。HbA1c値は、血液検査をする2か月程度前からの血糖の状態を評価できるため、当日の食事や運動など短期間の血糖値の影響を受けません。そのため、糖尿病のリスク(血糖コントロール状態)を判別するために重要な指標として、医師が患者の生活習慣を把握する際にも用いられます。
HbA1cの正常範囲は、日本糖尿病学会の糖尿病治療ガイドラインでは4.6~6.2%、特定保健指導の基準値では5.6%未満とされています。HbA1c値が8%(NGSP値)以上になると合併症が進みやすくなり、7.0~7.9%の状態を放っておくと数年以内に8%以上となる可能性があります。
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