従業員の健康
健康スコアリングレポートは、厚生労働省・経済産業省・日本健康会議が連携して作成しているレポートで、保険者のデータヘルスを強化し、企業の健康経営との連携を推進することを目的としています。特定健診の質問票の回答結果を基に、喫煙・運動・食事・飲酒・睡眠の5つの生活習慣について、適正な生活習慣を有している者の割合を全組合平均や業態平均と比較し、データを見える化した「成績表」として作成されます。
健康スコアリングレポートの作成対象は、被保険者数50名以上の事業所です。ただし、保険者が地域別や業態別などの観点から複数の事業所を事業主マスタにまとめて登録し、被保険者数の合計が50名以上になる場合は、複数の事業所について1つのレポートを作成することもできます。
健康スコアリングレポートは、健康保険組合と事業所が共有することで、従業員に対する予防・健康づくりの取り組みを活性化させることを目的としています。経営者に対し、保険者が自らのデータヘルス分析と併せて、スコアリングレポートの説明を行い、従業員等の健康状況について現状認識を持ってもらうことを想定しています。その上で、企業と保険者が問題意識を共有し、経営者のトップダウンによるコラボヘルスを図ることもできます。
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